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日常を緩く発信します。

東海大相模がコロナにより出場辞退

 

皆さんおはようございます。

 

今日は朝から、とてもショックなニュースがありました。

 

 

www.nikkansports.com

 

母校の県大会出場辞退です。

 

 

今年行われた春の全国大会では、

見事優勝し、日本一に輝きました。

 

東海大相模がサヨナラで10年ぶり3度目の優勝 6回途中からエース石田投入【センバツ】:中日スポーツ・東京中日スポーツ

 

春夏連覇をかけた夏の大会の県大会。

 

 

今回は、ただの春夏連覇をかけた大会だけではありません。

 

 

東海大相模の一時代を作った、門馬監督最後の大会。

 

東海大相模をここまで全国レベルにした立役者であり、

全国でも名将といわれる監督です。

 

甲子園春夏通算30勝

うち、日本一4回

 

春の甲子園優勝した直後、今年限りでの

勇退が発表された。

 

理由は、首の病気のようだ。

 

春の練習中に首にボールが当たり、

入院するというアクシデントも起きている。

 

 

確かに、私が現役の時も首を回したり、

首を気にする様子は頻繁にあった。

 

その時は、ただの肩こりぐらいにしか思っていなかったが、

もしかすると、その当時から首に違和感があったのかもしれない。

 

 

今年は、息子も3年生になり、より一層気合も入っている

ところでのこのニュース。

 

全国でも、コロナウイルスの影響で大会辞退を

している高校も数多くある。

 

 

メンバー17人の陽性ということで

やむ負えない判断であるが、

今回の大会に対する背景を知っているから、

なおさら言葉が出ない。

 

 

門馬監督にはよく怒られたし、

よく指導していただいた。

 

 

「野球は人がやるスポーツだ」

監督の口癖の一つだ。

 

 

ミーティングの際には必ず選手伝えていた言葉。

 

 

スポーツ全般だが、技術だけ伸ばせば試合に勝てると

いうほど甘くない。

 

 

スポーツを行う人間がしっかりしないと

大一番でいい成績は出せない。

 

身の周りにも、技術力はとても高いが、

人間的なところが悪すぎて、パフォーマンスに

悪影響が出ている人や、意外に成績が出せない人。

 

 

これは、スポーツだけでなく仕事や趣味、

全てのことに通ずることでもある。

 

常に技術だけでなく、人間的成長を

考えて生活している。

 

 

「一日一生」

これも、監督が大事にしている言葉だ。

 

僕の野球ノートにも数多く書いてあり、

僕の座右の銘にもなっている。

 

 

今日という一日が一生の人生だと思え。

 

今日で死ぬと考えた時に、後悔はないか?

常に自問自答している。

 

 

無駄な一日を過ごそうとしているとき、決断に困ったとき、

一日一生を心に問い決断を下す。

 

 

ネットサーフィンで最後の一日を過ごすのか、

遠慮して決断しなかったとき死んだら後悔しないのか

皆さんも考えてみてほしい。

 

 

 

この二つの言葉は、東海大相模卒業生であれば、

誰もが心の中に強く残っている言葉であり、

今でも大切にしている言葉であると思う。

 

 

僕も高校三年間で学んだことは

今でもとても大切な教訓となっている。

 

 

門馬監督はそれぐらい、技術指導だけでなく、

人間的成長を一番に考えておられる方でした。

 

 

そんな高校野球界の一時代を築いた監督の

最後の大会が、こんな感じで終わるなんて。

 

 

私が、高校二年生の時、横浜高校の渡辺監督が勇退された。

 

最後の夏、終わる~横浜高校 渡辺監督~:時事ドットコム

 

最後の大会後の写真だ。

 

数多くの高校野球ファンや、OBなどが

横浜スタジアムで声援や、涙をのんだ。

 

門馬監督も甲子園でこのような姿に

なることを少し期待していた。

 

 

関東でも感染者が増えている中で、

コロナを恨むことはできない。

 

でも、あと少しだけでも待ってほしかったし、

監督最後は華やかに終わらせてあげてほしかった。

 

 

多いプレッシャーの中、僕たちのような高校球児を

社会で活躍できるように育ててくれて

ありがとうございました。

 

 

本当にお疲れ様でした。